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公家・鷹司房輔自筆 新古今和歌集 藤原定家・式子内親王和歌 松平不昧公の正室所蔵品 伝来(茶道古美術骨董華道床の間古文書)

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公家・鷹司房輔自筆 新古今和歌集 藤原定家・式子内親王和歌 松平不昧公の正室所蔵品 伝来(茶道古美術骨董華道床の間古文書)

商品説明江戸時代の公家・鷹司房輔(たかつかさ ふさすけ)自筆の「新古今和歌集・恋歌」です。元禄9年(1696年)に書かれたもので、和歌番号は1324~1330番です。この古筆切の筆者である鷹司房輔は、江戸時代初期の公家で、摂政太政大臣、関白を務めました。(寛永14年生~元禄13年没)また、鷹司房輔の妹・信子は、徳川家・第5代将軍・徳川綱吉の正室です。<旧所蔵者について>旧所蔵者は、方子姫、幾千姫、仙台藩医師・木村寿禎です。方子姫は、伊達宗村(仙台藩の第6代藩主)の娘であり、松平不昧公(松江藩の第7代藩主)の正室です。幾千姫は松平不昧公の娘で、号は玉映といいます。出品した新古今和歌集にも所蔵を示す落款がございます。<寸法>古筆切:縦23.0、横12.9額縁:縦33.6、横25<読み下し文>《新古今和歌集 恋歌四》定家朝臣「むせぶ共(とも)しらじな心かはらやに我のみけたぬ下の煙は」(国家大観番号1324)家隆朝臣「しられじなおなじ袖にはかよふともたか夕暮と頼(たの)む秋風」(国家大観番号1325)皇太后宮大夫俊成女「露はらふね覚(さめ)は秋の昔(むかし)にてみはてぬ夢に残る面影(おもかげ)」(国家大観番号1326)摂政太政大臣家百首歌合に、尋恋前大僧正慈圓「心こそ行方(ゆくへ)もしらね三輪(みわ)の山杦(すぎ)のこすゑ(梢)の夕暮の空」(国家大観番号1327)百首歌中に式子内親王「さりともと待(まち)し月日そ移(うつ)り行(ゆく)心(こゝろ)の花の色にまかせて」(国家大観番号1328)「いきてよもあすまで人もつらからじ此(この)夕くれ(暮)をとは(問)はとへかし」(国家大観番号1329)曉恋(あかつきのこひ)のこゝろ(心)を「暁(あかつき)の涙やそら(空)にたぐふらん袖に落(おち)くるかね(鐘)の音かな」(国家大観番号1330)<現代語訳>藤原定家朝臣「そのための涙にむせんでいるとも、人は知らないのであろうよ。わたしだけが、心変りしないで、心の中に立ちこめさせている、思いという煙のことは。」(国家大観番号1324)藤原家隆朝臣「知られないであろうよ。同じ袖には吹き通っても、だれの夕暮れか、ほかならぬわたしの夕暮れなのだ、と頼みにして待っている、この夕暮れの秋風は。」(国家大観番号1325)皇太后宮大夫俊成女「床の涙の露をはらう悲しい寝覚(ねざ)めは、人に飽きられて悲しんだ昔の秋のと変わらないで、今は、見果てずに、とぎれた夢のあとに残っているその人の面影よ。」(国家大観番号1326)摂政太政大臣の家の百首の歌合に、「尋ぬる恋」「わたしの心は、どのようになっていくのかわからないことだ。女が、「恋しかったら、尋ねていらっしゃい」といった、その三輪(みわ)の山の杉の梢(こずえ)の夕暮れの空よ。」(国家大観番号1327)百首の歌の中に式子内親王「それでもまた訪れてきてくれるかと待っていた月日が、むなしく移っていくことです。目に見えないで移っていく、人の心という花の色のままに。」(国家大観番号1328)「生き長らえて、まさか、明日まで人を薄情だと嘆き苦しむことはないでしょう。今日のこの夕暮れを、訪れるなら、訪れてほしいものです。」(国家大観番号1329)「暁の恋」の趣を「一夜中、人を思い明かした、この暁の涙が、空で鐘の音といっしょになっているのであろうか。袖に、涙とともに落ちてくる鐘の音であることよ。」(国家大観番号1330)出典:日本古典文学全集「新古今和歌集」小学館・刊

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