CCP パンツ代表の木島努は多くのブランドを生み出した後、1996年にシルクスクリーンプリントの会社CCP(Crazy Character Print)を設立した。その後すぐにCCPというブランドを立ちあげ、最初はクラブで着るウエアーを作った。テクノやトランス、アンビエント系の音楽が好きで、夜中から昼まで踊った。DJご用達のレコードショップ(Global Chillage Tokyo/東京渋谷)を経営し、そのお店ではCCPウエアーの販売、スピーカー(Blue room mini pod speaker)のディストリビューターでもあった。そんな中、木島が自転車通勤を始め、スタッフ全員の移動手段は自転車になった。我々は自転車の楽しさを知り、当時まだ無かった自転車用のカジュアルウエアーを作り始めた。また、レイブで遊んでいた我々にとって、アウトドアというジャンルは特別なものではなく、CCPのウエアーにアウトドアの要素も感じ取れるのは全く自然な事だ。現在では、サイクリング、アウトドア、アーバン、ファッション、どのジャンルにもハマるウエアーを提案している。自然に近いものと近未来的なもの、相反するように思えるかもしれないが、私たちはそれを同じものと捉え考えている。私たちのデザインのインスピレーションは、常に私たちを取り巻く自然から得ている。楽しくて必要とされる服を作りたい。そして、店頭に並んでいる時がベストな服より、消費者にとってベストな状態で使える服を作りたい。有機素材から石油系の機能性素材まで、素材の種類は多岐にわたっている。次の商品も楽しんで頂ける事を願い、常に遊び楽しみながら制作中。